2016年 8月 の投稿一覧

決算書の見方がわかる本

先日の池上さんの本に続き、もう一冊、家にあった本を読んでみました。
この本はタイトルの通り、会計学の入門ともいうべき「決算書」を読むための手解き本です。
特徴的なのが、それぞれの専門用語を人間の体に例えて表現して、イメージしやすくなっているところです。
資産・負債・純資産を示す”貸借対照表”が「健康診断表」と表現されていたり、収益・費用を示す”損益計算書”は「運動成績表」になってたりします。
こうした身近なモノを使って専門分野を勉強するのは、非常に有効な手段だなと思いました。
やっぱり最後の方になってくるとどうしても専門用語がそのまま出てくることもありますが、少しでも読んでいる人に理解してもらえるように、差絵が結構入ってたり、まとめのページがあったりと、様々な工夫が凝らされていました。
日商簿記3級の勉強は終わり、あとは問題演習だけになり、これから日商簿記2級の勉強に入るわけですが、その前にこの本を読んで、企業の財務諸表の概要をつかむことができたので、いくらか学習がしやすくなっていればいいなあ、と思います。
興味のある方はぜひ、読んでみてください。
株式投資家なんかも、財務諸表の解読は必要な時もあったりすると思うので、自分もすらすら読めるようになりたいなあ、と思う今日この頃…

お金を知ることができる本

FPの勉強を始めてそろそろ2ヶ月が経過します。
たまたま家にあった本(おそらく母親が買った本だと思います)で、『池上彰のお金の学校』という本がありました。
この本の初版は2011年ですが、今読んでも「なるほど」と思えるようなことがたくさん書いてありました。
もちろんFPの範囲に直結するような、景気や金融商品、保険なんかについても触れていますが、もっと実生活に根ざしたトピックもたくさんあって、読んでで全く飽きない本でした。
今日の昼から読み始めたんですが、ゆっくりめに読んでも夜には読み終わっていました。
多分読書時間は4時間くらいでした。
まず最初に「お金の歴史」について書いてあり、「銀行」、「投資」、「保険」、「税金」と続き、最後には「ニュースの中のお金」、「身近なお金」というトピックで、池上さんが普段テレビ番組でやっているようなものまで詳細な見解・解説が書いてありました。
今まで当たり前だと思っていた「賞与」の元々の意味や、「税金」の意義・使い道、その他、保険ができた仕組みなんかもこの本一冊で理解することができます。
お金を稼ぐ方法はさすがに書いてませんが、自分で稼ぐとなったら知っておかなければならない情報ばかりで、気付いたらかなり集中して読んでました。
お金の歴史、流通やからくりに興味がある方は、ぜひ一度読んでみてください。
多分もっとお金について真剣に考えることができるようになると思います。

奨学金は借りるべきか?

義務教育が終了し、高校や大学に入る時に奨学金制度を使う人・使った人はたくさんいると思います。
ただ、この奨学金制度自体が結構厄介な制度だな、と思います。
学校費用の経済的な支援が目的になっていると思いますが、最終的には全額返還しなければならないお金のため、借金と何ら変わりありません。
昨今では返還義務のない、給付型の奨学金も増えていますが、まだまだ普及はしていません。
全国的に取り組む場合、今のところは財源についての議論でストップしています。
大学に行かない場合不公平が生じる、という保守的意見もありますが、大学に行くかどうかは個人が決めることだと思うのでちょっと説得力がありません。
では、奨学金は借りるべきなのか。
「奨学金」という言葉通り、学校に通うことを奨励するお金ですし、実際に奨学金の給付によって学校に通うことができている人も多数いるかと思います。
奨学金を借りることによるメリットが、学校に通えることですよね。
これは奨学金という制度がなければ成しえなかったことになるかもしれませんね。
しかしながらメリットがあればデメリットもあるわけで、全額返還型の奨学金は返すのが基本ですので、学生でありながら多額の借金(負債)を背負うことにもなるわけです。
社会人になったら少しずつ返還していかなければなりません。
まして有利子のものであれば、返還の期間が長くなればなるほど払い込む金額も多くなり、更に重い負担を強いられることになります。
国公立大学であれば、アルバイトなどを頑張れば学費分は稼ぐことはできるかもしれませんが、私立大学や専門学校など学費の高い学校になれば、なかなか学生で得られる所得で学費を賄うのは難しいことだと思います。
そういった人に奨学金は重宝されていますが、それと引き換えに社会人になってから返還債務を背負うわけですよね。
借金をしてまで大学に行くべきか、否か。
やりたいことというのは人それぞれですから、それに大学で学べることが必要かどうかを判断するのも自分自身だと思います。
正直大学はいつからでも入れるし、入り直すこともできるので、高校在学中の段階で選択を強いられるのは難しいところですが、学生自身だけでなく、周囲の人々もちゃんと真実を伝えて、一緒に考えていくことが必要なのかなあ、と感じます。