オリンピックにおける精神的格差

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リオデジャネイロオリンピックもいよいよ佳境ですね。
メダルの獲得数はロンドン五輪の38個を既に超え史上最多ということで、東京オリンピックにいい形でつなげるんではないかと思います。
日本のメダル獲得数は世界でも1桁に入る実力であることは周知の通りですが、皆さんはこのメダル数、多いと思いますか?それともまだまだ少ないと思いますか?
リオデジャネイロオリンピックにおける日本人選手団の数は338人で、世界的にも有数の五輪選手排出国となっています。
スクリーンショット 2016-08-20 16.24.54.png
Wikipediaより引用(8/20 16:30現在)
ただ、メダル獲得者それぞれのインタビューなどを見ていると、必ずしも選手個人にとって満足いかない結果になったものもあるようです。
選手への金メダルの期待がプレッシャーは、どの競技でもあるかとは思いますが、各選手への注目度はバラバラです。
今回のオリンピックの主将を務めた吉田沙保里選手は、4連覇を期待されながら銀メダルに終わりました。
その時のインタビューが、全てを物語っていました。
オリンピックに出場するだけでも、本当にすごいことです。
各種目には基準となるレベルがあり、それを満たしている選手だけがオリンピックに出ることができるようです。
自国に条件を満たす選手がいない場合でも、1人は必ず出れるようになっています。
名前を聞いたこともないような小国であっても、開会式で平等に自国の名前を呼ばれ、堂々と行進をしている姿は感動ものでした。
彼らはオリンピックに出れることできっと幸せを感じています。
世界の一員であることに喜びを感じています。
先進国はスポーツへの経済的支援も手厚いことから、選手も多くなり、メダル争いに加わる確率もそれに比例して高くなります。
そういった選手からすれば、金メダルを獲る実力がありながら、あるいはメダル争いに加われる実力がありながら、本来の実力が出せずに敗退してしまったりすることで、自分の活躍を期待してくれている人たちの期待を裏切ってしまったと感じ、インタビューで「ごめんなさい」とか「すみませんでした」と言ってしまうのだと思います。
これは日本特有のものかもしれませんね。
他の国の選手のインタビューでは、ほとんどの場合、試合に負けた相手を賞賛することが多いと思います。
なぜ、日本人選手は謝ることの方が先なのでしょう…
私たちは日本人選手に何か見えない圧力をかけているんでしょうか。
それとも日本人の国民性からくるものなんでしょうか。
いずれにせよ、2020年の東京オリンピックでは、たとえ期待された結果が出せなかったとしても、相手を賞賛できるくらいの精神的な余裕を全選手に持ってほしいし、そのために自分ができることを、発信していけたらと思います。
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