【20170409】"社会保険労務士"ってなんぞ?

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このブログでも再三口にしている「社会保険労務士」。
今日はこの資格・仕事について簡単にご紹介したいと思います。
①社会保険労務士の仕事とは?
まずは社会保険労務士がどんな仕事なのかをご紹介したいと思います。
社会保険労務士と言われる通り、主に社会保険と労務を取り扱う仕事なのですが、社会保険労務士法では、大きく分けて以下の3つの仕事に分かれるとされています。
・1号業務(労働社会保険諸法令に基づく書類の作成、提出代行)
この業務は主に「健康保険、雇用保険、労災保険等への加入、脱退、給付手続き/助成金等」についての書類作成と提出代行となります。この仕事は、社会保険労務士資格を所持していないとできない、独占業務となっています。
・2号業務(労働社会保険諸法令に基づく帳簿書類の作成
この業務は主に「労働者名簿・賃金台帳/就業規則、各種労使協定」を作成する仕事です。この仕事についても、社会保険労務士資格を所持していないとできない、独占業務となっています。
・3号業務(人事や労務に関するコンサルティング
この業務は、「人事配置、資金調整、企業内教育などのコンサルティング等」を行います。この仕事については独占業務というわけではありませんが、社会保険労務士自体が人事労務に関するプロとしての位置付けでもあるので、この仕事も社労士ならではの仕事と言えるでしょう。
②社会保険労務士資格について
次に社会保険労務士資格について解説していきます。
まずは資格取得の上で学習する関連法規について説明し、その後試験の概要について解説していきます。
・関連法規
[1]労働基準法
→とても聞き馴染みのある法律ですよね。この法律は主に労働者の労働基準を守る法律として知られており、労働条件の最低基準を定めている法律です。
[2]労働者災害補償保険法
→「労災」というと聞き馴染みがあるかもしれませんね。主に「労働災害」、即ち「労災」についての基準を定めている法律です。
[3]雇用保険法
→この法律は、失業時の「失業保険」であったり、「教育訓練」に対する助成を行なったりするような法律で、失業を予防したり、労働者の能力を向上させる目的で制定された法律です。
[4]労働保険料徴収法
→労働保険は、労災保険と雇用保険を総称するものですが、この法律は、その保険料(労働保険料)の徴収の仕方についてを定めている法律です。
[5]労働安全衛生法(安衛法)
→この法律は、労働基準法に重ねて、労災防止のための予防的基準や責任体制の明確化を促進し、快適な職場環境を形成することを目的とした法律です。
[6]健康保険法
→この法律は、私たちがもらう給料から天引きされている健康保険料をどんな目的で何に使っているのかが、この法律に記載されています。
[7]国民年金法
→この法律は、社会保険の1つである国民年金について定めた法律です。全ての国民が対象となる、とても身近な法律です。
[8]厚生年金保険法
→この法律は、国民年金に上乗せされる厚生年金について定めた法律です。労働者のほとんどが加入しているものなので、こちらも身近な法律です。
法律だけでもこの分量を学習するのですが、これに加えて労働組合法、労働契約法、男女雇用機会均等法など、概要を押さえておくべき法律がたくさんあります。並大抵の努力では取ることのできない資格だということがおわかりいただけると思います。
・試験の概要
まずは試験の合格率から見ていきましょう。
平成28年度の試験では、受験者数39,972人に対して、合格者数は1,770人。
合格率は4.4%でした。
1,000人受けても44人しか受からない、難関資格です。
合格基準点が明確に定められているわけではありませんが、基本的には全科目6割以上くらいがボーダーラインとなっているようです。
受験資格も存在し、受験資格に満たない人は受験できないという、シビアな資格です。
これが、取ろうとしている社会保険労務士資格です。
本当に、並大抵の努力では合格できないことはおわかりいただけたと思います。
昨日の記事でも書きましたが、今から本腰を入れて勉強しても間に合わない可能性だってあります。
できるだけやってみようと思って頑張ってみます。
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