【20170825】咲かない花、実らない種子

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今日の記事は、自分がまだ小学校低学年の頃の話です。
皆さんも経験あるかと思いますが、学校で一人ひとり、ホウセンカを育てることになりました。
花を育てるのが初めてだったので、とにかく先生の言う通り、水をやって、肥料をやって、育ってきたら支柱をつけました。
どれも初めてやることだったので、花の育っていく様子に、それはそれは夢中になっていたのを覚えています。
みんなの花が咲き始めてきた頃、自分の花はまだ蕾のまま。
やっと自分の花が咲き始めた頃、周りの花は既に種をつけ始めていました。
周りの花が枯れていても、自分が育てたホウセンカだけは咲き続けました。
枯れる時に収穫できた種は一つもありませんでした。
「花でも、いろんな生き方があるんだ。」
小さいながらに、そう思いました。
種を残す力を、全て花を咲かせることに使ったのでしょうか。
その花が何を思ってそのようにしたのかはわかりませんが、「人には人の人生があるように、自分には自分の人生があるから、周りに流されたりせずに、自らの人生を全うしなさい」と言われたような気がしました。
それからの自分は、いろんな価値観に触れることが楽しくなりました。
異なる価値観が自分の価値観とミックスされていくことに面白みを感じるようになりました。
音楽が好きになった時、色々な音楽を聴いて、絶対的に優れた音楽なんて存在しないことを学びました。
音楽それ自体が、順位づけされるべきではないことを感じました。
これも一つの価値観です。
もちろん、順位づけすべき世界はあるし、順位づけされることによって頑張れる人もいます。
いい成績を取ることが目標の人もいます。
ゴールは人それぞれでいいけど、それを目指すなかで混ざり合っていく人々との考え方、価値観を取り込んで、共有して、さらにいいものができていく、この過程にこそ、人が交流する最も深い理由がある気がします。
スポーツの世界でも、絶対的に強い戦術など存在しないからこそ、各チームに色が出て、観戦も楽しくなるんだと思います。
あの時すぐに咲かず、種もつけなかったホウセンカが教えてくれたことを、想いを、これからも自分の中で、大切に育てていきたいです。
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