老後2000万円問題が騒がれて久しい昨今。
今では普通の人も証券口座を持って投資をする時代になりつつあります。
このブログでは、多くの記事で楽天証券で投資することをおすすめしています。
自分自身も、メインの証券口座は楽天証券を利用しています。
投資をまだ始めていない人や投資初心者でも、楽天のサービス(楽天市場など)を利用したことはあるかもしれませんね。
そういった意味では数ある証券会社のなかでも親しみを持てると思います。
本記事では、誰もが証券口座を持つべき理由と、楽天証券で口座開設をすることのメリットなどについて解説します。
ぜひ最後まで読んでいってくださいね。
証券口座を持っていないお金持ちはいない
現代社会において、基本的に証券口座を持っていないお金持ちはいません。
有名企業の社長はみんな証券口座を持っています。
資本主義社会においては、株式こそが富の源泉であり、株式を持っておけるのは証券口座だけです。
株式を持つということは、会社が生み出す利益に対して一定の権利を持つということと同等です。
最も確実に資産を作る方法の1つは、莫大な利益を稼ぎ続け、世界経済を回している多くの企業のオーナーになることです。
これは今までの経済史が示すとおりです。
幸いなことに、今の世の中では自ら起業して会社のオーナーにならなくても、株式市場を通して、他人が保有している株式を購入することができます。
まさに、証券口座こそが「富の倉庫」というわけです。
適切な資産を適切な場所で管理する
肉や魚などの食料品を保管する時は、冷蔵庫や冷凍庫を使いますよね。
同じように、生活に必要な資金は銀行口座に保管しておくと思います。
では、すぐに使うことがない資金(余裕資金)は、どこに保管しておくべきなのでしょうか?
この問に関する正解が、「証券口座」となるわけです。
証券口座に余裕資金を預け入れ、そのお金を使って企業の所有権(株式)を買うことで、企業が稼いだ利益の一部が分配されてくるようになります。
これが「配当」のシステムです。
例えば、コカ・コーラ社の株主になれば、コカ・コーラ社が稼いだ利益の一部は、配当として還元されることになります。
余裕資金まで銀行口座に入れておくと、これらの利益を得られる機会を逸失してしまうことになります。
「適切な資産は適切な場所で管理する」ということを覚えておきましょう。
銀行・大手証券会社の窓口に近づいてはいけない
少し話は脱線しますが、銀行や大手証券会社の窓口で投資商品を紹介され、購入するケースが多々あります。
語弊を恐れずに言えば、この買い方は「最悪」です。
基本的に窓口で売られる商品は、その会社の利益が中心に考えられている、いわゆる「売り手に都合の良い商品」であることがほとんどです。
買付手数料3%・信託報酬2%のようは高い手数料を取る投資商品を売りつけ、損が出たら「こちらの新商品に乗り換えましょう」などと言って何度も売買させ、更に手数料を搾取するような、ある意味詐欺まがいの手法を用いています。
悪質なものはニュースになるほど顧客に損をさせているものもあるのが実態で、金融庁も問題視しています。
これに比べて、楽天証券のようなネット証券には窓口自体が存在しないため、営業販売がありません。
数多くの投資商品の中から、自分自身が納得して投資できるメリットがあります。
銀行や大手証券会社の窓口には近づいてはいけません。
残念ながら、カモにされてしまいます。
楽天証券を使うべき理由
それでは、楽天証券を使うべき理由について解説します。
理由は次の3つです。
- まともな資産に投資できる
- 取引手数料が業界最安クラス
- 手軽に節税ができる
それぞれ順番に解説していきます。
楽天証券を使うべき理由①:まともな資産に投資できる
「まともな資産」というのは、投資のプロである機関投資家も投資するような、投資適格の株式、債権、不動産のことをいいます。
残念ながら、投資に詳しくない人ほど、機関投資家だったら絶対に投資しないような金融商品に投資してしまうものです。
先ほど紹介したような窓口営業や、変なサービスを使って、投資不適格なものを買わないように気をつける必要があります。
個別株の取り扱いが豊富
楽天証券では、以下の国の企業に投資することが可能です。
- 日本
- 米国
- 中国
- ASEAN主要国(シンガポール、タイ、マレーシア、インドネシア)
よほどマイナーな企業でなければ、欲しいと思った企業は大体買えると思います。
米国株ETFの数も業界トップクラスで、とにかく投資先が豊富なのが楽天証券の大きな魅力ということができます。
投資信託も多くの品揃えがある
投資信託とは、投資家から集めたお金をひとつの大きな資金としてまとめ、運用の専門家が、予め定めたルールに従って株式・債券などに投資し、運用する商品のことです。
1つひとつの企業の株がフルーツだとすると、投資信託はフルーツバスケットみたいな感じですね。
楽天証券では、2,000を超える投資信託から選んで投資をすることができます。
その中にはもちろん、
- 楽天・全米株式インデックスファンド
- eMAXIS Slim米国株式(S&P500)
のような超優良ファンドも含まれています。
こういったファンドは販売報酬がなく、運用報酬も0.2%程度と、窓口販売ではあり得ない激安手数料です。
このような「まともなファンド」が選び放題なのも、楽天証券の魅力と言えますね。
楽天証券を使うべき理由②:取引手数料が業界最安クラス
楽天証券は、株式の取引コストを圧倒的に低く抑えることができます。
銀行や大手証券会社の窓口でファンドを買った人の多くが損をしてしまう理由は、手数料を払い過ぎているからです。
売買手数料が業界最安水準
楽天証券の手数料は、業界最安水準です。
「超割コース」の現物取引手数料は下記の体系になっています。
例えば、20万円の株を買うとしても手数料はたったの115円で、購入額に対してたった0.06%程度という計算になります。
米国株式の取引手数料についても、業界最低水準の手数料になっています。
この手数料体系に対して「高すぎる」と文句を言う人はいないでしょう。
とはいえ、この手数料の安さというのは、楽天証券だけではありません。
大手ネット証券会社間では、顧客獲得のために、手数料の引き下げ競争が加熱しており、どのネット証券会社も大差ないレベルで安くなってきています。
利用する側からすれば、とてもありがたい限りですね。
提携銀行の利用で入出金手数料が無料
証券口座に資金を出し入れする際は、一般的には手数料がかかります。
しかし、楽天証券の場合は、三井住友銀行や三菱UFJ銀行などを筆頭に、多くの提携銀行でリアルタイム入金をすることで、手数料無料で入金ができます。
出金手数料も、楽天証券が負担してくれるため無料になるなど、投資資金の移動に関してのコストがかからないようにすることができるのは魅力です。
ポイントバックがある
ただでさえ取引手数料が安い楽天証券ですが、取引手数料の1〜2%がポイントバックになります。
取引額が大きくなればなるほど効果が出てくる制度です。
クレカ払いで投信積立が可能
楽天証券では、最大5万円分まで、投資信託の積立をクレジットカード払い(楽天カードのみ)で設定することができます。
お目当てのファンドと積み立てて、更にカード利用分のポイントもゲットできるという、一石二鳥の制度です。
SPUの対象になる
SPUというのは、楽天が提供するポイントアップサービスの名称で、スーパーポイントアッププログラムといいます。
楽天が提供するサービスを使えば使うほど、獲得できる楽天ポイントの還元率がどんどん上がっていく、というお得な制度です。
楽天証券もSPUの対象サービスに入っており、利用することで、楽天市場でお買い物をした時のポイント還元率が1%プラスされます。
本題から少し逸れますが、楽天のサービスを利用してSPUの倍率を上げると、楽天ポイントが効率的に貯まり、インフラ系(楽天でんき・楽天ひかり・楽天モバイル等)の利用料金を、ポイント払いによって減額したり、実質タダにすることも可能です。
マネーブリッジで預金金利アップ
楽天銀行を開設して、楽天証券と連携する(これを「マネーブリッジ」といいます)と、楽天銀行の普通預金金利が残高300万円まで0.1%になります(残高300万円を超える部分は0.04%)。
大手銀行の普通預金金利は、0.001%であることが多い昨今、この金利差は歴然です。
もし楽天銀行に100万円預けていたら、1,000円の利息がもらえますが、金利0.001%の銀行の場合はたった10円です。
楽天証券を使うべき理由③:手軽に節税ができる
資産運用をしていくと、主に次のようなものに税金がかかってきます。
- 売却益
- 配当金
- 分配金
- 利息
通常の場合、これらの利益に対しては、ざっくり見積もって約20%の税金がかかります。
100万円の利益が出たら、20万円の税金を納めなくてはならないということです。
これはかなり大きいですよね。
この問題を解消できるのが、NISAという税制優遇口座です。
NISA口座を開設すれば、上記で挙げたような利益に対する税金を非課税、つまり0円にすることができます。
NISA・つみたてNISAについて詳しく知りたい場合は、下記記事をご参照ください。
NISA・つみたてNISAが同時開設可能
楽天証券では、証券口座を解説する際に、NISA・つみたてNISA口座のうち1つを同時に開設することができます。
一般のNISA口座とつみたてNISA口座を同時に利用することはできないため、下記の2パターンから1つを選ぶことになります。
- パターン①:通常の証券口座 + 一般NISA口座
- パターン②:通常の証券口座 + つみたてNISA口座
どちらを選べば良いか迷ってしまう方は、下記のような判断基準で良いと思います。
- 非課税枠を使って個別株投資に取り組みたい(中上級者向け):一般NISA口座
- 投資信託をコツコツ積み立てたい(初心者向け):つみたてNISA口座
つみたてNISAで投資可能なファンドは、一般NISAよりも限定的で、厳しい条件のもと金融庁が選定したファンドです。
つみたてNISAの投資対象に怪しいファンドなどは最初から除外されているわけですので、初心者にとっても安心の制度です。
特定口座対応で税金処理が簡単
証券口座を開設する際、「特定口座(源泉徴収あり)」を選択すると、証券会社が、利益に対して発生する税金を計算して代理で納税までしてくれるようになります。
これにより、投資に関する確定申告をする手間がなくなるため、利益に対する税金処理を気にせず、気軽に投資をすることができるようになります。
楽天証券の高い利便性
上記のメリットだけでも既にお腹いっぱいかもしれませんが、楽天証券のメリットはまだあります。
それが、「高い利便性」です。
楽天証券には、以下のような利便性が備わっています。
- サイト、アプリが使いやすい
- 楽天ポイントで投資できる
- 日経テレコンで無料で日経新聞が読める
それぞれ順番に見ていきましょう。
利便性①:サイト、アプリが使いやすい
楽天証券のマイページやアプリは、他の証券会社に比べて非常に見やすく、使いやすいことで評判です。
投資に慣れている人にとっては、どの証券会社のページでもそれほど難しさを感じないかもしれませんが、投資初心者にとっては、マイページやアプリの見やすさ、使いやすさは、証券会社を選ぶ際の重要な判断材料の1つになるといえます。
楽天証券は、投資初心者にとても優しい設計になっているため、初めて投資をする際の証券会社として非常におすすめできます。
利便性②:楽天ポイントで投資できる
楽天証券では、楽天ポイントを使って投資をすることもできます。
先程ご説明したSPUなどを使って楽天ポイントを貯めていき、そのポイントを使って投資をすることで、投資に必要な金額を実質的に減らすことができてしまいます。
楽天のサービスを使えば使うほど、投資に回せる楽天ポイントも多くなっていくため、日々の消費や浪費も、少し満足感が増えるかもしれません。
利便性③:日経テレコンで無料で日経新聞が読める
楽天証券は、2つの条件を満たすだけで日経新聞が無料で読めるようになります。
- 楽天証券で証券口座を開設する
- スマホアプリを使う
たったこれだけです。
日経新聞が楽天証券のユーザーに向けて提供しているサービスが「日経テレコン」というのですが、具体的には下記のことができます。
- 日本経済新聞(朝刊・夕刊)の閲覧
- 日経産業新聞の閲覧
- 日経MJの閲覧
- 過去1年分の新聞記事検索
- 日経速報ニュースの閲覧
日経新聞は、普通に購読しようとすると月額4,900円かかります。
スマホアプリで見なければならないため若干の見づらさはあるものの、興味のあるニュースだけピックアップして読む分には非常に便利です。
日経新聞を有料で読んでいる方は、日経新聞を無料で読むために楽天証券の口座を開設するのもアリですね。
まとめ:楽天証券は資産運用に最適な証券口座
資産運用で大切なのは次の3つです。
- まともに資産に投資をする
- 手数料をできるだけ払わないようにする
- 税金をできるだけ払わないようにする
楽天証券は、これらの条件をしっかり満たす最高の証券口座の1つといえます。
もちろん口座開設は無料ですし、維持手数料もかかりません。
ぜひこの機会に、口座開設をしてみてください。
お金の知識を網羅的に付けたい方は、下記の書籍を読むことをおすすめしています。
マネーリテラシーを付けて経済的自由を目指したい場合は、ぜひ読んでみてください。
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