【投資初心者向け】投資信託とETFの違いは?それぞれの特徴を踏まえておすすめを解説

投資

本ブログでは、全世界株や米国株投資を中心とした資産形成を常日頃からおすすめしています。
インデックス投資の場合は楽天VTIで積立投資を行うような感じですね。

インデックス投資は、長期でみた場合は安定した資産増加が見込めます。
しかし、投資信託で運用をすると、投資資金は効率よく増えても、随時手元にお金が入るわけではないものもあるため、生活が豊かになっている実感は得られにくいかもしれません。

ここで投資信託の対抗馬として候補に挙がってくるのがETFです。
本記事では、主に高配当株投資を実践する際、投資信託とETFのどちらが良いのか、それぞれの特徴を踏まえて多角的に解説していきます。

投資信託・ETFとは

投資信託とETFにはどのような違いがあるのでしょうか?
まずはそれぞれの特徴を確認していきましょう。

投資信託

投資信託は、

  • 複数の投資家から資金を集めて
  • 資産運用のプロが、株式や債券などに投資をしてお金を増やす

という仕組みのことをいいます。
ファンドと呼ばれることもありますね。

投資信託のメリット

投資信託には、下記のメリットがあります。

  1. 少額からでも購入可能
  2. 分散投資できるので、リスクを軽減できる
  3. 手間がかかりにくい
  4. 厳重な資産保全が法律によって定められている

お金持ちだけでなく、一般庶民の資産形成をする手助けをしてくれるのが投資信託です
上手に使っていきたいですね。

ETF

ETFは、「Exchange Traded Fund」の略称で、日本語では「上場投資信託」と呼ばれます。

ETFも、投資信託と同じようにファンドという言葉を使うこともありますが、基本的な性質は、投資信託とETFで全く異なります。

投資信託を上場させたものがETFで、本質的な違いはこれだけです
投資信託は、上場していないファンドを指します。

投資信託とETFの違い

上場しているということは、証券市場で投資家が自由に売買できることを指します。
このことが、投資信託とETFに大きな違いをもたらします。

では、実際に投資信託とETFには具体的にどのような違いがあるのかを解説していきます。

投資信託とETFの違い①:売買方法

投資信託とETFの違い、1つめは「売買方法」です。

投資信託の売買方法は、ファンドごとに異なります。
証券会社で買うこともあれば、銀行や郵便局で買うこともあるでしょう。

買う場所

投資信託は、販売会社を通じて買います
この「販売会社」が、証券会社だったり銀行だったり郵便局だったりと様々なのですね。

実店舗に行って、対面窓口で買うこともできるし、ネットで注文することも可能です。

これに対し、ETFは証券会社でのみ買うことができます。

ETFは上場しているので、証券会社で開設した証券口座を使って、投資家が市場で自由に取引をします

価格の決まり方

投資信託の場合は、1日1回、「基準価額」と呼ばれる価格が計算されます。

投資信託が保有する株式や債券の時価総額に、利息や配当金をプラスされ、運用コスト等が差し引かれた後の金額が基準価額となります

ETFの場合は、上場株式などと同じように、リアルタイムで市場価格が決まります
市場が開いていれば、常に価格変動が起きているということになりますね。

注文方法

投資信託の場合は、販売会社に申し込みを行うことで注文でき、注文時には「口数指定」か「金額指定」かを選ぶことができます

口数指定の場合は、注文時点では、1口あたりいくらで買えるのか正確な金額はわかりません。
購入金額が決定するのは翌日です。

金額指定の場合は、注文時点では、何口分買えるのか正確な数量はわかりません。
実際に何口買えるか決定するのは翌日です。

「なぜ翌日にならないとわからないのか」というのは、先程説明したとおり、投資信託の基準価額が決定するタイミングが1日1回しかないからです。

ETFの場合は、証券会社で上場株式と同じように注文ができ、注文時には「指値さしね注文」か「成行(なりゆき)注文」かを選ぶことができます

指値注文は、自分で買値を指定して注文する方法で、値動きによっては注文自体が成立しない可能性もあります。
例えば、1株1万円の株式で9,500円の指値注文をした場合、実際に9,500円まで下落すれば買えますが、9,500円にならない限り買うことはできません。

成行注文は、自分で買値を指定せずに注文する方法で、必ず買える反面、予想しない金額で売買が成立する可能性もあります。

いずれにせよ、ETFは、投資信託とは異なり、リアルタイムに実際の売買がなされるため、購入時点で価格も数量も確定することになります。

投資信託とETFの違い②:コスト

次に、投資信託とETFの「コスト面」の違いを見ていきましょう。

購入時のコスト

投資信託は、購入時に、ファンドや販売会社ごとに異なる「購入時手数料」があります
高いものだと購入金額の3%くらい取られてしまうものもあり、こういったコストは資産運用の大敵となります。

つみたてNISAなど、国が奨励している税制優遇制度の対象になるようなファンドは、ノーロード(販売手数料無料)のものが中心なので、なるべく手数料を抑えた投資信託を買いたい場合は、つみたてNISA口座を作って資産運用していくのが良いでしょう。

ETFは、購入額に応じて証券会社が決めた売買手数料を支払うことになります

一般的には、リアル店舗で買う投資信託よりもかなり安いのがポイントです。
特に、「楽天証券」などのネット証券でのETF購入は、手数料がかなり抑えられるのでおすすめです。

保有時のコスト

続いて、保有しているときのコストについて見ていきましょう。

投資信託を保有しているときには、信託報酬とよばれるコストがかかります
ETFの場合も全く同じなのですが、一般的に、同じような内容のファンドで比較するとETFの方が安いケースがほとんどです

信託報酬というのは、投資家からファンドの運用者に払う運用手間賃のようなものです。
「運用してくれてありがとう」という料金ですね。

投資信託の信託報酬がETFよりも高い理由としては、投資信託の信託報酬は「運用会社」「販売会社」「信託会社」の3社で山分けするシステムだからです。

ETFは市場に自由に取引されるので、わざわざ販売会社を通す必要がないため、信託報酬が安くなりやすいということですね。

売却時のコスト

投資信託の売却時は、「信託財産留保額」と呼ばれるコストがかかる可能性があります

信託財産留保額は、投資信託の解約代金に所定の料率をかけた金額を負担する場合の金額を指し、投資信託によってこのコストがかかるものとかからないものがあります。

ETFの売却時は、購入時と同様、証券会社によって決められた売買手数料がかかります
購入時と同様、ネット証券であれば大した金額にはなりません。

どのコストに気をつけるべきか

購入時・保有時・売却時のコストについて見てきましたが、投資の明暗を分けるのは、購入時と保有時のコストです。

  • 投資信託の場合は、「購入時手数料」と「信託報酬」
  • ETFの場合は、「信託報酬」

上記をしっかりチェックして購入するようにしましょう。

購入時に購入金額の3%を取られ、信託報酬で毎年2%取られるようなぼったくりファンド」を購入してしまうと、どれだけ運用成績が良くても、長期的にみて損をする確率のほうが高くなっていってしまいます(いわゆる「手数料負け」の状態)

投資信託とETFの違い③:機能面

最後に、投資信託とETFの「機能面」の違いを見ておきましょう。

メンタルへの影響

まずは「メンタルへの影響」です。

投資信託は、リアルタイムの時価がなく、1日ごとにしか基準価額が動かないため、時価に振り回されずに済みます

もし株価が暴落したとしても、その影響が判明するのは翌日になります。

どんなにパニックになっている人でも、1日経過すれば多少は落ち着きを取り戻せるでしょう。
この「1日」は、冷静さが重要になる投資において非常に大きな意味を持ちます。

ETFは、リアルタイムの時価に振り回されることになります

証券口座のチャートを見ると、今の時価がわかってしまいます。
瞬間的な暴落を目にした時、パニックになって売りたくなってしまうかもしれませんね。

もともと人間には、「危険を回避したい」という本能が備わっているため、しょうがないことではあります。
価格が暴落するものを持ち続けるというのは、かなり難しいものがあります。

上記より、保有していることを良い意味で忘れることができる投資信託の方がメンタルに与える影響は小さいといえますね。

自動積立

投資信託の場合、ほとんどの場合で自動積立が設定可能です

毎月1万円、毎月5万円など、一度積立投資の設定をすれば、全く手間をかけることなく、淡々と買い増しをしていくことができます。

また、つみたてNISAと自動積立を併用することで、利回り分を非課税にすることもできるので、「投資信託 × 積立投資」は非常に相性が良いといえますね。

ETFの場合、一部の証券会社では自動買付が設定可能ですが、まだまだサービスとして提供している証券会社が少ないのが現状です

先程紹介した「楽天証券」では、ETFの自動積立が可能ですが、一般的な証券会社では自分で都度買付注文をしていく手間がかかります。

上記より、積立投資については投資信託に分があるといえます。

分配金再投資

投資信託やETFを保有していると、年に数回「分配金」が貰えることがあります。

投資信託の場合、分配金を再投資するか、そのまま受け取るかを投資家自身が自由に選択することが可能です

複利の力を最大限に活かしたいのであれば、分配金は迷わず再投資を選ぶべきですね。

ETFの場合は、分配金を自動で再投資することはできず、分配金は分配金として一度受け取ることになります

もし分配金を再投資したいのであれば、受け取った分配金を使って、自分で新規で買付注文をしなければなりません。

以上より、分配金再投資をする場合は投資信託のほうが楽です。

結論:投資初心者は投資信託を選ぼう

機能面で見ると、ETFよりも投資信託の方が圧倒的に使い勝手が良いことがわかりますね。

ETFは手数料面などで投資信託を上回ることはありますが、その分手間がかかる投資対象であることは理解しておくべきことです。

投資初心者は、まずは投資信託の積立からチャレンジしてみるのが色々と楽なのでおすすめです

まとめ

本記事では、投資信託とETFの特徴、違いについて解説してきました。

投資信託とETFに様々な違いはあれど、どちらも優れた金融商品であることは間違いありません

投資初心者でもある程度安心して投資できる環境になったのは、大変喜ばしいことですね。

今後も本ブログでは投資に関する知識をつけるための情報を発信し続けていきますので、自分に必要だと思う記事を選んで読んでみてください。

読者の皆様が投資による資産形成を通じて、豊かな生活を手に入れられることを応援しています。

お金の知識について網羅的に付けたい方は、下記の書籍を読むことをおすすめしています。
マネーリテラシーを付けて経済的自由を目指したい場合は、ぜひ読んでみてください。

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